安倍次期候補は韓国大統領に反論せよ！

韓国大統領のいつもながらの日本断罪論には、いいかげんうんざりだが、これに対する日本側のレスポンスも誠に情けない。誰に対しても、何に対しても真面目に応えない小泉首相には、もう望むべくもないが、次期候補のフロントランナーである安部氏には、正面からの論戦を期待したい。

安倍氏は、良くも悪くも、日韓を語るには、これ以上ないというほどの、バックグラウンドがある。明治以後の日本を主導した長州、下関の出身。下関といえば朝鮮半島を巡って日中が戦った日清戦争後の下関条約の地。地理的にも、物流、人の交流でも韓国に最も近い日本の都市といえる土地柄。そしていうまでもなく、安部氏は岸、佐藤とつながる長州人脈、エリート・ファミリーの末裔だ。韓国の大統領が指摘する、歴史認識と日韓、日中問題、すべての源流が安部氏の身近なところにある。

次を狙うにあたって、自らをアピールする、すなわち、現首相とどこが同じでどこか違うのかを示す、いい機会でもあるはずだ。

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