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民主党のお粗末さは言うまでもないが、自民党はどうか?各総裁候補は、周辺国の領土的野心に対し覚悟をもって毅然と対応と口を揃える。安全保障上の覚悟となれば最終的には戦争も辞さずということか。そんな大した覚悟をしながら、一方で、TPPには全くおよびごし。どうもこの辺の感覚が分からない。自民党は今もって農村政党ということか。これでどうやって、中国に対峙するのか。自民党にも民主党に欠落していたグランドストラテジィはないし、何より、スローガンとして繰り返される覚悟もない。

これは、日本人の悪癖なんだろう。周辺関係者内の融和優先のために大局を誤る。世襲政治家ばかりだから、なおさらなんだろうね。
by citywatch | 2012-09-25 07:17 | トピックス/時事評論
中国の覇権国への野望はもはや隠すこともできないし、隠そうともしていない。

市場経済の恩恵を受けて、事実上、ナンバーワンに迫る経済規模になった。しかし、市場経済論理は全く尊重していない。昔の重商主義、富国強兵策だ。巨額予算のもとに強兵策が整いつつあると、次に出てくるのは領土的野心。過去の多くの現状改訂勢力(旧日本軍もこれに入る)がどうした行動をとってきたかを考えれば、次の一手も見えてくる。いろんな種類の挑発行為だね。しかけておいて、相手国を非難、自国民保護のもとに軍隊を派遣する。

尖閣の問題は、ベトナムやフィリピンにも他人ごとではない。最も対抗勢力になるはずの日本が腰砕けだと、ドミノ倒しにもなってしまう。そして、これが、中国の狙いでもある。しかし、中国お得意のデモ、不買運動だが、今回の領土に関するデモは中国に対する恐怖感、異質さを強調することになるだろう。中国への過度な傾斜がいかに危険かを学びつつあるはずだ。

で、日本はどうする?
中国VS日本で、日本は中国ほど軍事的、政治的、経済的オプションを多く持っていないことだけは、まずよく知ったうえで、作戦を立てなければならない。そんなときに、民主党の候補者のように、あれはいやだ、これもいやだでは、結局無策につながる。たとえば、中国のマーケットから締め出されて、TPPも反対と言っている奴に未来を語る資格などないのは明らか。必要なことは、メニューとしてはあっても、現実的でないとわかったらただちに、その選択肢は捨てることだ。あれもこれもは、深く検証していないのと同じで、愚の骨頂。  以下続く。

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by citywatch | 2012-09-17 11:43 | トピックス/時事評論
傍若無人は、中国の選択肢の一つでもある。政府が民意をけしかけておいて、民意をなだめるために譲歩を迫る。中国のマーケットの大きさに、吸い寄せられ、すがりつく、そしてひれ伏すしかない状況を作り出す。市場と軍事的圧力、まさにアメとムチ。これは、中国の長期的戦略の一環でもある。少なくとも、日本を含むアジアに対しては、もう時間稼ぎの時代は終わったということだろう。

中国を、生産基地、大消費地と、経済論理だけで進出してきた企業には申し訳ないが、中国は全くそんな論理で動いていないことだけは、今からでも認識しないと。それが分かってなお、コミットする戦略があれがそれは、結構だが覚悟のないままずるずるというわけにはいかないだろう。

中国は、共産党一党支配の開発独裁政権だ。市場原理は都合の良いとこだけを認めているに過ぎない。ところが、市場原理も不完全なものだから、かえって、負の連鎖を断ち切ることに成功しているわけだ。こうして、中国は、さらに自信を深め、かつて言葉だけでは否定していたあらゆる領域での「覇権」をめざしている。

かつての覇権国中国が、その再興をめざすのは、自然なことだが、そのやり方が問題になる。当然のことながら覇権は他国の自主性を制限することによって、成立する。一番大きく影響を受けるのは周辺国だ。かつて、中国を中心とした世界秩序として「冊封体制」があり、日本外交はこれを拒絶することが、最大の外交方針だった。しかし、独立の維持は孤立と同義にもなる。一方、受け入れれば、経済的メリットも大きい。独立の代償も小さくはないのだ。

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by citywatch | 2012-09-17 11:20 | トピックス/時事評論