全国の都市情報と意見交換のブログです。日本の街をもっと楽しく、もっと美しく!


by citywatch

2006年 05月 29日 ( 2 )

いよいよ、ワールドカップも本番間近、1次リーグ突破への情報戦も熱を帯びてきた。日本は、強豪がひしめくF組み。ブラジル、クロアチア、オーストラリアを相手に最悪でも1勝1敗1引き分けの勝ち点4。できれば1勝2分けの勝ち点5以上を目指したいところ。大方の見方では、ブラジルが余力を持って1次予選を突破すると見ている。すなわち、日本と対戦する前にクロアチア、オーストラリアに連勝し勝ち点6を確保し、状況にもよるが、この段階でほぼ決勝トーナメント進出を決めているという予想だ。

その結果、日本戦は流してくるから、日本は引き分けも可能とブラジルと3戦目に対戦することを好材料視している。しかし、ブラジルであっても、予選突破はオートマチックではない。過去においてもスムーズに突破できなかったケースも多い。とりわけ、初戦は要注意。何が起こるかわからない。クロアチアも、守りを固めて引き分けでよしという狙いだろう。引き分けの可能性はかなり高いと思われる。こうなると、決勝トーナメント進出は最終戦までもつれる。すなわち、日本はブラジルとガチンコの勝負の機会を得ることになる。恐ろしいことだが、またとない機会だ。
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しかし、このブラジル戦が日本人にとっても手に汗握るものになるためには、勝つか、引き分ければ進出という条件だけはクリアする必要がある。つまり、オーストラリア、クロアチアに対して、2連敗さえしなければ、最終戦まで可能性が残る。プロのサッカー解説者もにわか解説者もまず、一番弱そうなオーストラリア戦に勝つことが条件というが、必ずしもそうではない。オーストラリアはフィジカルとメンタルに強力だ。引き分けでもよしだ。

勝負は、クロアチア戦になるような気がする。ブラジル戦は引き分けねらいのクロアチアも日本からは勝ち点3が至上命題で勝にくる。そこが狙いで、焦りを誘って、逆に日本がなんとか勝ち点3をゲットしてもらいたい。2戦目のブラジルは強い。間違いなくオーストラリアには勝つだろう。うまくいけば、日本はブラジル戦に引き分けでもOKの状況になる。しかし、これが簡単ではない。引き分けを狙ってできるのは、上級レベル。

しかし、たとえブラジル戦に負けても1次リーグの突破の目はある。勝ち点4での争いになるケースだが、実はかなりの確率でそうなるような気がする。そうなると、得失点の争いになる。例え失点して負けゲームになっても、余計な失点を絶対に与えないことが決定的に重要だ。アトランタオリンピックでは、せっかくブラジルに勝ったのに次のナイジェリア戦で、最後に無駄な失点をし、2点差で負けたために決勝トーナメントに進出できなかったこともある。負けても、最小失点で終えれば可能性はある。最後まで、1次リーグ突破への執着心をみせてほしい。

実のところ、ブラジルと引き分けて1位で突破もありかなと皮算用していますが・・・

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by citywatch | 2006-05-29 23:03 | スポーツ評論

悪い景観 100景

「美しい景観を創る会」が選定する日本の「悪い景観事例」についての記事があった。現在のところ、暫定的に70景が選定されている。街の景観にはこのブログとしても大変興味があるところなので、大きな期待(恐れ)をもって「美しい景観を創る会」のサイトを見せてもらった。

その感想は?というと、なぁーんだこんなものかという落胆とその背後にあるさらに深刻な事態に愕然。当然のことながら、この会の代表である伊藤滋早稲田大学教授が関心を寄せる首都高に覆われた日本橋の景観は入っている。しかし、総じて日本のどこにもある風景で、特定された景観ではない。ということは、日常生活の中で頻繁に見ている、風景自体が悪い景観事例となり、日本中がひどい景観であふれているということになる。

結論から言えば、近代日本は街づくりにおいて、根本的な誤りを続けてきたということになりそうだ。街づくりというのは、その地域や都市が持つ経済力、技術、文化、思想、意志の究極の反映でもある。それだけに、古今東西の都市は街づくりと景観にこだわった。日本においても、古代から、戦国時代、江戸時代においても街の整備には時の権力者が心血を注いだものだ。

それに比べると、戦後の街づくり、都市整備は思想も意志も感じられない。莫大な経費を建設、土木工事に投入しながら、目先の必要性と予算処理に追われ、その場しのぎて60年が経過した感じだ。周囲には知性を感じない商業広告、不快きわまる放置自転車の洪水、空を覆おう電信柱と電線・ケーブル、安普請のアパートとペンシルビル等々。「何が悪いと」開き直る輩も多いが、世界的にも、もっとも繊細で美的感覚に優れた文化を誇る日本人のプライドにかけて、納得できる街づくりに着手すべきだ。アートと機能性は両立するし、本当に機能的なものは美しいはず。悪い景観は災害時にも危険極まりない。

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by citywatch | 2006-05-29 19:54 | トピックス/時事評論