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朝鮮半島の核 日本の防衛安保戦略の破綻

アメリカの株高につられて、東京市場も大きく上げているが、ある意味では、のんきで甘い反応といわなければならない。まるで、地政学リスクの高まりは眼中にないようだ。

北朝鮮が核実験に踏み切ればもちろん、そうでなくても北の核保有は現実のものとなった。この事実を目の当たりにして、衝撃を受けることがないというのは、大した神経だ。朝鮮半島の核は日本の防衛安保戦略の破綻であり、NPT(核拡散防止条約)体制の最終的な崩壊でもある。すなわち、日本の非核政策は何の意味もなくなったということだ。日本の非核政策は、大国が相次いで核武装化する中で、潜在的核保有国の日本が、核を持たないことで、日本と地域の安定と安全保障を確保するとの考えに基づいている。そしてこれは、世界的にはNPTで、核保有国を増やさないことで、担保されるはずであった。

折から、中国、韓国との首脳会議が実現したが、両国に対しては、北の核保有がもたらす影響、とりあけ、日本側の対応がどれだけ深刻でシビアなものになるか、訴える必要がある。そのためには、日本側にも覚悟が求められるが、今日の株価の上昇ぶりを見ていると、まだまだ、覚悟はなさそうだ。

はっきりしていることは、北朝鮮の核問題を真剣に考えている国は、世界にほとんどないということだ。日本が正当な怒りを形で示さないと、核武装した北朝鮮に対して、日本だけが一人負けになってしまう危険が大きい。正当な怒りの表現とは、結局のところ、朝鮮半島の核はオートマチックに日本の核武装につながると、どれだけ説得力を持って思い込ませることができるかということだろうね。

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by citywatch | 2006-10-05 11:59 | トピックス/時事評論