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現状追認・肯定が日本の文化、政治風土?

これも、日経の夕刊だが、非常に興味のある記事があった。
記事は8月22日付夕刊で、「首相の判断、有権者が追認」という見出しがついている。

日経による、①自衛隊のイラク派遣、②郵政民営化衆院解散、③8月15日靖国参拝についてその妥当性を問う世論調査結果を分析したものだ。これによると、いずれのケースでも、実施前には、反対が賛成を圧倒的に上回っていながら、いったこれが、実行されてしまうと賛成が反対を上回っている。小泉マジック?

この現象をどう理解すればいいのでしょうかね?

・長いものにはなかれろ。
・決まった以上は、文句を言ってもしかたがない。
・首相がそこまで執着するんだから、いいんじゃないの。
・もともと、反対といったのは体裁、本当は賛成でもよかった。
・報道などの影響で、よほど、悪いことかと思っていたが、そうでもないじゃない。

おぼろげながら分かることは、
賛成反対の意思もその根拠も強固なものでないということ、そんななかで、トップが強いイニシアティブを発揮するとこれに抵抗する術がないということか。

賛成反対といっても、特に、テーマについて周囲と論議をすることもない。いったん、はっきりした主張をしてしまうと、急旋回はできないはずだ。しかし、多くの日本人は、誰とも本格的な議論をせず、テレビなどの一方的情報をもとにしている。それだけに、いったん結論が出て、評論家やキャスターがスタンスを変え、次のテーマに移ってしまうと、世論もこれに従う。

この執着心のなさが、良くも悪くも日本文化の根底にある。
そして、無力感を感じながらも、まあ、自分にとって最悪なことが起こっているわけでないとルーティーンの中に漂っている。具体的なアクションを起こさないから、リスクもなく、大きく傷つくこともない。何もしなかったことの賢明さを自賛するかもしれない。

従来から、いわれてきた日本人のメンタリティーが、これだけ鮮明にあぶりだされた以上、、もう少し学術的なアプローチも必要だろうね。

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by citywatch | 2006-08-26 09:37 | トピックス/時事評論