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中国は判断を誤るな!

北朝鮮の核、ミサイル問題では、最大の利害関係国は日本と中国だと再三指摘してきたが、結局、中国は目先のトラブルを避けるために、またしても、安易な先送り策を選んだようだ。実際のところ、核やミサイルでは北への影響力がまったくなく、むしろ腫れ物に触るようにこわごわ扱っている姿を世界中に露呈した。

本来、中国にとって北の核やミサイルは、自国の安全にも重大な影響を及ぼす厄介な存在で、明らかにその開発を阻止したいと考えている。しかし、その先頭には立ちたくないとの意図がありありだ。日本の主張する国連安保理での制裁決議には反対し、ほとんど実効性のない非難決議にすりかえる。ここには、日本の影響力拡大を排除したいアジア唯一の常任理事国、大国としての存在感をみせる狙いもあるだろう。

しかし、日本国内における北朝鮮による犯罪と恫喝に対する怒りや懸念、これに対する国際社会の無力ぶりへの不満を軽視することは、中国にとっても、大きな誤りになる。13日付けのウォールストリート・ジャーナルは、北からの脅威が、日本国内で強硬論が高め、軍事力強化の追い風になっている現状を紹介。ミサイル発射後の、中国による日本制裁案阻止、韓国による日本の軍事化批判も日本の世論を硬化させているとする。

「実際には、両国による金正日体制の支援が今回のような暴走を呼び、結果的に日本の軍備増強につながっている。両国の北への宥和策と国際社会の無対応状況が続くなら、日本が核の選択に踏み切るのは不可避」とまで結論付けている。

この記事ほど、確信はもてないが、日本の核保有こそが中国にとって最悪のシナリオであることは明白だし、北朝鮮問題がその道を開いているのも事実だ。中国が、日本の核を望まず、アジア唯一の常任理事国であるとの威信を守りたいのであれば、日本が表明している真剣で正当な懸念と憂慮に対し、正しく対応すべきだ。決然としたアクションを起こすのは今でしかない。今なら使えるカードも、後では使えなくなる。無謀は危険だが、臆病すぎることが、もっと危険なこともある。

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by citywatch | 2006-07-14 11:52 | トピックス/時事評論