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蓄財に熱心な市場の番人 私財を寄付する市場の勝利者

Excite エキサイト : 国際ニュース
勝負あったという感じだね。

かたや、中央銀行のトップが、その職責の自覚もなしに、蓄財に精を出していた実態が明るみになったが、なおその地位に執着。一方アメリカでは、間違いなく市場の究極の勝利者であるバークシャー・ハザウェイの創立者バフェットがその莫大な私財を慈善団体、とりわけ、ビルゲイツ夫妻の財団に大分部分となる310億ドル相当(3兆5000億円)を寄付するとのことだ。

バフェットは2年前に、遺産の管理を任せようとしていた夫人が亡くなったことで、寄付の開始を早めたという。アメリカの超リッチの間では、子供に遺産を残すより、寄付をする道を選ぶのがひとつの流行になっているようだ。昔のように小切手を切るだけでなく、活動内容もチェックし、意見も述べるとコミットメントの度合いも大きいくなっている。

アメリカの行き過ぎた市場経済主義を批判するのが多くの日本人だが、市場経済が悪いことばかりであったら、とてもここまで発展するわけもない。ただし、徹底した市場原理、競争原理とは違ったところで、それぞれの、意思や思いを実現する方法もある。馬鹿や非効率な政府に金を任せるくらいなら、優秀な大金持ちが必要と思うところに再配分する。それは、アメリカの社会ではキリスト教的な倫理観なのでしょうね。

福井総裁の弁明や、これを擁護する政治家や経済人には、ベースになる思想や倫理観がない。福井さんというのは、まるで普通の人なんですね。こんな人に、やはり別な意味で、少しは神に近い存在であることを要求される中央銀行のトップは不適格だね。そんなに、投資がしたいなら、日銀ではなく投資銀行のトップを目指すべきだった。

それにしても、今朝の日経新聞では経営者として評価の高い信越化学の金川社長がこの件で、福井総裁擁護の発言をしていて少々驚いた。「一連の行動には法的にも倫理的にも問題があるとも思えない。この件でお辞めになるべきではない。・・・」そんな認識なのかね。まあ、自民党や財務省サイドからの圧力にも自立性を堅持してきた福井氏の実績を評価してのことだと思うが、これはちょっとまずいね。

こんな的外れなコメントをしているようでは、本人の経営トップの地位もそろそろ考えたほうがいいんじゃないでしょうかね。やはり、大企業のトップは、あるところからは俗界を超越したところを求められるのでしょうね。ビルゲイツもあと2年で引退して慈善財団に専心するという。優秀な経営者は、その先にある生き方まで卓越したものを求められているということですか。この点では、日本も昔の経営者のほうが先を行ってた気もしますがね。

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by citywatch | 2006-06-28 13:21 | トピックス/時事評論