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村上ファンドの落日 インサイダー取引疑惑

Excite エキサイト : 社会ニュース
昨日から、この話で持ちきり。すでに都内某所で、事情聴取が始まっているのだろうか。

インサイダー取引規制というのは、適用がなかなかやっかいなものだ。今回はTOBに関する規定での抵触だが、内部情報を知ったものが、公表前に株の売買を行なうことが基本形。内部情報とは、株価、すなわち投資家の判断、に重大な影響を与える情報ということで、大体推測はつく。公表されるまでというのは、複数のメディアなどで報道されるなど、誰でもがその情報にアクセス可能になるまでということだが、当然のことながら情報の伝達には時間的なラグがあるため、現実的にはインサイダー取引規制に抵触する状況というのは、かなり広範囲に存在する。そして、この規制に対する不正な株価の売買があったとしても、すべてを監視することはもちろんできない。

インパクトのある投資スタイルで、村上ファンドが関与すれば、かならず、株価が上がるという神話がつくられ、これに便乗しようとする取り巻きが増え、カネも膨らんだ。この神話を維持するため、投資のリスクを限りなくゼロにし、かならず高配当を実現しようとすれば、当然のことながら、よりディープで確実な情報の入手は絶対命題となるが、一方でファンドが巨大化すればするほど、売り抜けは難しく、売却先も、その方法も限られてくる。どのみち村上ファンドも行き詰まりが見えていただろう。

しかし、不思議に思うのは、もともと通産官僚の村上が、当局との関係をもうすこしうまくやれなかったのかということ。国際的なヘッジファンドも巨大化する過程で、アメリカの政権と歩調を合わせるような動きで、ファンドを守り、利益を確保していた。金融・投資というのは、信用をめぐってのせめぎあいだ。権力と敵対しては、負け戦になることは確実なのだが、この点で村上と堀江には玉砕的なところがありすぎてよく分からない。ビジネスを最後まで追求するというより、最終的にはスタイルを選択したのか。

いずれにせよ、村上神話が崩壊したことは確かだ。

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by citywatch | 2006-06-03 09:31 | トピックス/時事評論