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日韓激突:竹島近海測量問題

日本側が出した、今回の測量取り止めの条件をめぐって交渉が続いているようだが、すんなりとはいきそうもない。韓国側が拒絶、あるいは日本側にとって厳しい条件を逆提案をしてきた場合の日本側の対応も問題になる。

正論から行けば、粛々と測量を始めるということになるのだろうが、韓国側はこれを阻止する構えで、2隻の500tクラスの測量船では、強行することもできない。さらに、巡視船をつけるといっても、韓国側が大型艦船もふくめて20隻で阻止に入った場合は、やっぱり無理だ。もちろん、こうした場合は、明確な紛争事案になり、両国政府にとっても、民間の関係者にとっても深刻な事態になる。

日本側の実質的責任者となっている安倍官房長官にとっても、危機対応を間違えると、ポスト小泉の可能性が吹っ飛んでしまう。これまでの、人気のベースにあった「強い日本、毅然としたスタンス」とどう折り合いをつけるか。難しい判断になる。

韓国側は、相変わらずの対日強硬路線だが、これにも限界が見えてきている。つまるところ、いくら実効支配しようが、日本側が納得しない限り、問題解決にはならない。ゼロサム的に全部を手に入れたとしても、隣国との関係が完全に破綻すれば、国益や安全保障の確保もできない。

それにしても、両国民が注視する中での、領土問題の解決はきわめて困難だ。主権対主権でガチンコでやったら妥協が難しい。もちろん下手な妥協は、国賊となり、政治生命を絶たれる。
解決には、国家の壁を低くするしかないが、東アジアではそんな環境にもない。むしろ、ナショナリズムが高まっている。過激な言葉のやり取りではなく、本当の勇気と知恵が発揮されるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。

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by citywatch | 2006-04-20 13:57 | トピックス/時事評論