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中国の傍若無人をどう考え、どう対応する(1)

傍若無人は、中国の選択肢の一つでもある。政府が民意をけしかけておいて、民意をなだめるために譲歩を迫る。中国のマーケットの大きさに、吸い寄せられ、すがりつく、そしてひれ伏すしかない状況を作り出す。市場と軍事的圧力、まさにアメとムチ。これは、中国の長期的戦略の一環でもある。少なくとも、日本を含むアジアに対しては、もう時間稼ぎの時代は終わったということだろう。

中国を、生産基地、大消費地と、経済論理だけで進出してきた企業には申し訳ないが、中国は全くそんな論理で動いていないことだけは、今からでも認識しないと。それが分かってなお、コミットする戦略があれがそれは、結構だが覚悟のないままずるずるというわけにはいかないだろう。

中国は、共産党一党支配の開発独裁政権だ。市場原理は都合の良いとこだけを認めているに過ぎない。ところが、市場原理も不完全なものだから、かえって、負の連鎖を断ち切ることに成功しているわけだ。こうして、中国は、さらに自信を深め、かつて言葉だけでは否定していたあらゆる領域での「覇権」をめざしている。

かつての覇権国中国が、その再興をめざすのは、自然なことだが、そのやり方が問題になる。当然のことながら覇権は他国の自主性を制限することによって、成立する。一番大きく影響を受けるのは周辺国だ。かつて、中国を中心とした世界秩序として「冊封体制」があり、日本外交はこれを拒絶することが、最大の外交方針だった。しかし、独立の維持は孤立と同義にもなる。一方、受け入れれば、経済的メリットも大きい。独立の代償も小さくはないのだ。

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by citywatch | 2012-09-17 11:20 | トピックス/時事評論