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日本の農業問題

そろそろ、まともな結論を出すべきだろう。今朝の日経では「失われた50年」との認識だが、今だに、日本農業が壊滅するとのスローガンで、保護と言う名の利権にすがる体質は変わっていない。

少なくとも使ったカネで見れば、日本ほど農業重視の政策をとってきた国はないだろう。投入資金の累積額は何百兆円になるだろうか。その投資効果が評価に値しないのは自明だが、そもそも、農業を産業として強化する政策を全くとってこなかったことが、なんとも情けない。「農業は産業ではない。文化だ」という農業団体の珍妙な論理(本音は、農業は政治だ)に迎合し続けた50年。

農家戸数は250万戸に大きく減ったというが、このうち農業収入で食っているのは1割もあるのか。そして、専業農家ほど厳しい環境に置かれている状況は昔から同じ。米にあまりにも配慮し過ぎた結果だ。そして、米重視が誰のためのものであったか、「コメ」と言われると思考停止に陥ってきた日本の有権者、消費者も反省する必要があるね。

食料自給率のロジックも、およそ不可思議なものだが、その瑕疵を誰もハッキリ指摘しない。その極みだった食管制度がぶざまに破綻したことを忘れているのかね。日本の農政はウソと妄想に支配されてきた。その結果、業としての農業は衰退するばかりで、農業予算を極大化させる農業土木ばかりが異常に増殖した。

幻想農業をいつまで続けるのか。誰がこれを続けさせようとしているのか。与野党を問わず、本当に、アホで臆病な政治家が多いからね。
by citywatch | 2010-10-27 08:02 | トピックス/時事評論