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小沢は政争の雄でしかない

菅も小沢外しの覚悟はできたようだ。
選挙に勝ったことで、不名誉な3ヶ月での失脚は免れた。政治家はこいうことを気にする。もう、怖いものはないだろう。で、幹事長に岡田。覚悟さえあれば、なんでもできる。

メディアも政争が好きというか、政治部記者はこれだけが仕事だから、小沢一派の反撃を期待しているんだろう。こっちもなんの進歩もない。

角福戦争、三角大福中といわれたころと同じ。派閥の裏情報をとることが記者としての力量になる。どちらもなんでもありで、取材側と取材対象がぐじゃぐじゃの関係にもなる。見初められて、派閥の後押しで、公認候補になる。

しかし、政治のルールは変わっている。派閥には金が入らない。一方で、政党助成金があり、党には巨額の金が。小沢グループ150人といっているが、かつての田中、竹下の時代でもない。小沢後援会の土建ビジネスは瀕死の状況。どうあがいても金は捻出できないだろう。無官の小沢が、どうメンバーを維持していけるのだろうかね。

何とか政権の枠組みを変えたいところだが、下手な仕掛けもできず、菅内閣の失政待ちでしかない。下手に仕掛けるとそれこそ西南戦争になる。政争メディアは期待しているかもしれないが、今は賊軍の立場。小沢には金も時間もない。小沢は焦っているのか、あるいは、もうほとんどあきらめていて、小沢の影武者が必死にそれを隠しているのか。

メディアや小沢周辺は、それじゃ困るんだろうが、小沢のために日本の政治があるわけじゃない。一番重要なことは、小沢が行政のトップ立っても切り札となる策がないという事実だろうね。選挙前の演説でもあの程度。官僚批判でなんとかなるものじゃない。

結局、当たり前だが、いいとこどりの政策はなく、苦痛、負担をいつか誰かが負うことになる。小沢の前身田中派は後先を考えない大盤振る舞いで、支持を集めた。先食い後払い。右上がり、インフレの時はこれでなんとかなったし、自ら助長したインフレで負担は目減りの恩恵を受ける。

日本が窮状(どこまで深刻かは別に)から、抜け出すためには、これまでと全く別次元の覚悟と負担を国民に求める必要がある。リーダーはこれを主導しなければならないが、小沢には現状認識、政策判断、そしてなにより、国民を説得するという究極のリーダーシップが欠落している。小沢は政争の雄かもしれないが、複雑化した現代社会のトップにあって、国民の信頼を得て大きな舵をきれるほどの資質はない。
今度こそ本当に、さようなら、小沢一郎。
by citywatch | 2010-09-17 08:20 | トピックス/時事評論