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by citywatch
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米中関係新時代の日本

オバマの東アジア訪問はなかなか示唆的だった。まず、テキサスでの銃乱射事件で、日程が遅れた。シンガポールでのAPECを控えて、調整も大変だったはず。結局、形だけの日米首脳会談でお茶を濁した。これは、食い違いの目立つ双方にとっては、もっけの幸い。鳩山はオバマを東京に残して、夜半シンガポールへ出立。これもずいぶん異例だが。

オバマにとって、日本でのメインイベントは、翌日朝のアジア宣言か。就任演説と違って、分かりやすい英語。アジアあるいは世界を意識したものになっている。この後の皇居表敬訪問では、お辞儀の角度に対して、アメリカのタカ派メディアから横槍が入ったが、誰が日本のNo.1かを米国大統領が自ら世界にアピールした格好だ。

シンガポール、上海、北京と周遊を進めたが、イマイチの外交パフォーマンス。まるで、復活した大中華帝国に朝貢する遠方の使節団風情まである。はや、中国はアメリカとのパリティを実現したか。もともと、それだけのスケールがあるといえばその通りだが、経済発展に大きく立ち遅れた時でさえも、政治的独立性を放棄したことはなかった。目先の餌には食いつかなかったのである。これは、一貫して歴史をリードしてきた中国人のプライドであったともいえるだろうが。

このやせ我慢が、実を結びそうだ。政治(文化)、経済、軍事、すべての要素を兼備えたフルスケールの大国として、完成の段階を迎えつつある。
by citywatch | 2009-11-18 09:36 | トピックス/時事評論の記事