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選抜辞退:くだらない識者の声

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駒大苫小牧の選抜辞退決定後の「識者」コメント。腹が立つので一言。その前に、一番くだらないのを抜粋しておこう。的外れで、何の意味もない見解。もちろん再発防止にもつながらない。もう少し、プロフェッショナルな見識はないのかね。まあ、新聞社側(特に毎日新聞)の意向にしたがった主張だから、割り引く必要もあるが。

教育評論家の尾木直樹・法政大教授(臨床教育学)の話 出場辞退は当然。部活動は学校教育活動の一環であり、立派な成果を挙げたからといって、部員が立派な社会人として育っていなければ意味がない。補導された部員は、野球を通して何も学んでいなかったのと同じ。高校球児を英雄視して持ち上げ、「野球さえやっていれば良い」という風潮が問題だ。国民全体で考え直さなくてはいけない。

「立派な社会人」と言うのが、まずうそ臭い。こんな表現を、いまどき大学教授が使うのかね。この教授によれば、ライブドアの堀江も、ヒューザーの小島も、民主党の永田も世間的にはちょっと前まで、立派過ぎるほどの社会人だったんだろうね。もちろん、談合も立派な社会人がやっている。教育とは、決して抽象的なものではないはずだ。究極的には、生きるための技術を習得するためのもの。その点では、野球で身を立てる術を学ぶことは立派な教育だ。

そして、今回の不祥事は、酒とタバコ。日本ほど酒とタバコに甘い社会はない。ブログでもいろいろ指摘されているが、全国に散らばる酒とタバコの自販機は一体なんだ。世界中の人間があきれている。真剣に、未成年者の飲酒、喫煙をやめさせる気があるとは、到底思えない。祭りやイベントがあるたびに、子供に酒を飲ませて喜ぶ親、「俺は酒もタバコも高校に入ってやめた」と豪傑ぶる輩。別に批判する気もないが、もともと、日本社会そのものが酒やタバコに寛容な文化なのだということは再認識しておくべきだろう。

それを、未成年が酒、タバコというだけで大騒ぎ。誰のための、何のための大騒ぎなのか。明らかに、周囲の大人のアリバイ作り(一生懸命、飲酒、喫煙防止に取り組んでいるという)なんですね、これが。

あげくの果てに、無関係な選手に犠牲を強いる。この教授は、出場辞退は当然といいながら、補導された連中のためになぜ無関係な選手が出場辞退しなければいけないのかを説明していない。そこが、最大のポイントなのだが。この記事では、ほかの識者も出場辞退やむなしとの結論(もちろん毎日新聞の代弁だろうが)だが、意図的にこの説明が避けられている。

別な個人の過ちを、無関係な人間が償うなどということは、近代的合理主義の枠外の話だ。大学の教授が、ここを無視して、「出場辞退は当然」などというのだから、そのお頭のレベルにあきれる。

駒大苫小牧不祥事(2)

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by citywatch | 2006-03-04 16:36 | トピックス/時事評論