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アメリカン・デモクラシーの流儀

アメリカのデモクラシーが、怒りからスタートしたことを再認識させられた。

破綻に瀕して、巨額の公的資金が注入されたAIG。その幹部への高額ボーナスに対する国民的怒りを背景に、直ちに報復措置だ。下院が90%の課税法案を可決した。

もちろん、政府や議会/議員の有権者向けポーズでもあるが、
1、デモクラシーはもともと民衆の素直な怒りを背景にしたものであること。
2、そして、代議員は立法のプロとして、自分たちの武器で直ちに、民衆の敵に有効な攻撃を加えなければならないこと。
3、そうでなければ、自らの無能力さに対して、逆に民衆から攻撃が始まることを承知している。

日本では、中央官僚から末端に至るまで、行政のでたらめぶりが、メディアによって批判され、国民も心底怒っているが、それでも、議会によって、有効な策が打ち出せない。官僚による手続き論に歯が立たないからだ。先日の副官房長官や人事院のトップがその典型だろう。

こんな役人の抵抗は、本来のデモクラシーの流儀であれば、直ちにオーバーライドできるものだ。議員が、役人の手を借りずに、法律を一本通せばいいだけ。役人側の抵抗として、手続き論も持ち出すのは明白だが、そんなものは、まとめて一掃して、新しく作ればいい。役人はやりたくないから、できない理由を並べるが、新しい法律を作れば、何でもできる。

それが、結果的に間違っていたとしても、これを是認し、主権者(民衆)自身が負担するのがデモクラシー、すなわち、「多数の怒り」の根本的なルールなんだからね。日本の議員連中は自分たちの使命と権限、武器を理解してるのかね。

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by citywatch | 2009-03-20 09:46 | トピックス/時事評論